今からスタート!夏に負けない美肌作り
例年よりだいぶ早い梅雨明けとなり、紫外線や汗との戦いの日々がやってきます。いよいよ肌にとって最も過酷な夏に向けての肌ケアを本格的にスタートさせる時期となりました。真夏でも美肌をキープして過ごすのはもちろんですが、初夏から真夏にかけて、どんな肌ケアをしたかによって、秋から冬にかけての肌状態を左右します。早速、夏の肌ダメージ要因と対処法をチェックして、1日も早くスタートしましょう!!
夏の外的ダメージ
季節の環境ダメージは、誰にでも容赦なく降り注ぎます。私は大丈夫…という事は決して無いのです!!
紫外線
夏の紫外線は、強烈なエネルギーと、浴びる時間の長さが、二重になって大きなダメージを与えます。
肌の表面を炎症させ、日焼けやシミとなります。また、肌の奥へと侵入して、コラーゲンの減少やエラスチンを破壊し、ハリ・弾力を低下させ、シワになってしまいます。
汗
体温調整の役割がある汗も、過剰に分泌されれば害になります。汗は、99%が水分ですが、わずかな塩分やアンモニアや尿素が、時間の経過とともに肌への刺激物へと変化し、べたつきやかゆみ、ニキビを引き起こしてしまいます。また、汗が引くときに、肌のうるおい成分を奪い去ってしまうため、乾燥の原因にもなります。
冷房
冷房により湿度が下がるため、肌の水分が奪われ乾燥します。冷房の風に直接あたると、さらに乾燥が進みます。また、冷えは万病の元と言いますが、血行不良により肌はくすみ、健康な肌細胞が生まれにくくなるという悪循環が生じます。
夏の内的ダメージ
内的ダメージは、夏に限ったことではありません。ひとり一人違いますが、長い年月蓄積していることも考えられます。
お手入れ不足
夏は肌のベタつきが気になって、洗浄力が強い洗顔料でゴシゴシと洗いがちです。また、汗や皮脂の影響で、うるおって感じる為、お手入れ不足になりがちです。
夏バテ症状
夏は基礎代謝や自律神経のバランスがくずれやすく、体調不良や免疫力の低下を招きやすい季節です。
俗にいう夏バテ症状は、お肌のターンオーバーを乱し、肌荒れや乾燥など肌トラブルの引き金となるのです。
夏のスキンケアポイント
どんなダメージをどれくらい受けるかは、一人ひとり違うため、肌状態も肌悩みも違います。
いつ見ても美肌の人は、季節と自分の肌状態に合わせて、正しいスキンケアと規則正しい生活を、先回りで実践しているのです。
紫外線対策も真夏バージョンへ
ファンデーションをつけると紫外線をカットする効果は数倍上昇します
顔はもちろん首や手にも日焼け止めをつけましょう
首筋や手を見ると年齢がわかりますよね。紫外線はシミはもちろん、シワの原因にもなります。首や手、肩やデコルテなども、日焼け止めをつけましょう。
日中のこまめなケアや化粧直し
脂取り紙やティッシュで、汗や皮脂を押さえても、汗や脂とほこりが混ざって変化した刺激物まで取ることはできません。これが肌トラブルの原因になるのです。オイルフリーのローションをスプレーし、ティッシュで軽く押すようにしてふき取ると刺激物まで取れて、さっぱり肌の環境が整います。そのあと、UV下地やファンデをつけて、化粧直しをしましょう。
夏こそ夜のケアをしっかりと
テクスチャーをさっぱり系に変えることで心地よくお手入れができます。適量、またはやや多めにつけると、断然調子が整いますよ。
毛穴ケアすること
気温の上昇に伴い、皮膚温も上昇するため、皮脂量が普段の2倍になります。乾燥肌の人でも、額や小鼻は脂っぽくなりやすいですよね。皮脂や毛穴のケアは毎日の洗顔でできます。とにかく、放置しないことが大切です。
夏はインナーケアにも意識を向けること
睡眠の質を高めましょう
夏の睡眠の質を高めるポイントは、部屋を快適な温度と湿度に調整したり、通気性がいいパジャマを着て、寝汗を防ぐこと。就寝直前までのスマホは、睡眠の質が低下するため控えましょう。
寝る1~2時間前に40~42.5℃のシャワーを浴びたり、入浴したりすることで、睡眠の質が高まります。
できるだけストレスを溜めないようにしましょう
ストレスにより自律神経が乱れ、血流が悪くなることで、肌細胞に栄養が届きにくくなります。ストレスは、こまめに解消することが大切です。良質な睡眠や適度な運動が効果的です
栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう
最後に
夏の肌ダメージ要因と対処法が確認できましたか?夏のスキンケアのポイントを実践しながら、インナーケアにも目を向けましょう。内側と外側、この両輪が整ってこそ、『夏の美肌』が叶うのです!